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鉄筋コンクリート造の集合住宅を家具でリフォームしました。リフォームの主な目的は、家族の成長に合わせてそれぞれの作業スペースを作る事と、増え続ける本やCD、子供のおもちゃなどを収納する事です。
元々は約20帖の広いLDKを家族皆で使い、こちらで生活のほとんどを過ごしていました。なので、今回のリフォームはLDKを共有する生活スタイルを踏襲し、個室を作るのではなくそれぞれの居場所をコーナーとして設けました。
コンセプトは「オリジナル家具の配置による空間創造」です。建物に一切手をつけない事により工期を短縮しました。(現場作業は1日でした。)又、現場での切削作業をなくす事で、騒音やホコリなど住まい手や近隣の負担を減らすと共に、空間のボリュームを活かした軽やかな表現が出来ました。 |
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LDKの西側に8cm角の柱を10本建て、棚や作業カウンターを取り付けました。本体と壁の間には隙間を設け、配線類や照明器具のスペースとしてあります。コーヒーメーカーやポットの棚は給水を考慮して手前にスライドするようにしました。上部の食器収納部分は半透明のパネルを用いて、あかりの洩れる「行燈(あんどん)」状とし、
宙に浮かんだような印象に仕上げました。
中段のPCスペースは、配線を完全に埋め込むと奇麗に納まるのですが、逆にプラグの抜き差しなどがし難くなってしまいます。なので、配線スペースを一段低いガーター状にして、線自体が目線に入る事もなく、作業面にあふれ出す事もないようにしました。スイッチ付のOAタップをこのガーターに転がしておけば待機電力をマメに切る事もできます。 |
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食器収納棚の内部です。裏板と扉は半透明なプラダンを切って嵌めただけです。この材料はホームセンターで500円くらい(畳1枚のサイズ)で売っていますが、超低コストなリフォームが実現しました。 |
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CDラックの後ろ側には20Wの蛍光灯をつけました。CDケースを活かして、並べたCDケース自体をひとつの照明器具に見立ててあります。スリット状の光がCDケースを透過し、どの角度から見てもきれいな光が洩れ出してきますが、これにより軽やかな浮遊感を演出できました。 |
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こちらは1年前に、LDK東側に作ったお子さんのためのスペースです。この時も建物には手をつけずに、巨大な2段ベッドを置いたようなイメージで仕上げました。上部はおもちゃ収納と遊ぶためのスペースになっており、下部が勉強スペースになっています。「ちょことロフト」と言う名前をつけました。(ちなみに、右が1年後の様子です。) |
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